2024/08/04

TT-02Bを頑丈にする

 前書き

TT-02Bをジャンプ台があるサーキットで走行させているとすぐに壊れますが、それぞれの壊れやすい箇所への対処法をまとめます。これらの対策により、走行会などで途中で走行不能になることがまず無くなります。
 
前の記事 に書いたようにジャンプ台あり土路面サーキットを想定しています。それでもハイグリップコースや、船橋ダートフィールド  のような超巨大ジャンプ台では着地の衝撃を逃がすところがなくてスパーギヤなどが壊れます。スパーギヤやピニオンギヤを大ジャンプの衝撃から守るにはスリッパークラッチが必須で、私は持ってないけど埼玉県の スカイホビー がショップオリジナルパーツとしてときどきTT02用スリッパークラッチを販売しています

ホイールナットがすぐ緩んでホイールが外れる

セレーションナット を使って下さい

樹脂パーツとタッピングビス

樹脂パーツにタッピングビスでねじ込んで組み立てる箇所がタミヤシャーシには多いです。その対応法です。

樹脂パーツ

  • ビスをねじ込む穴をドリルで深くする
  • タミヤからオプションで出ている強化パーツに置き換える

タッピングビス

Jolt Productsのタッピングビス を用いる。TN RacingならびにJolt Productsの製品はだいたい上記のスカイホビーで揃っています。ヤフオクでも買えるらしいです

ビス全般

硬いビス(例えば グレード12.9 のビスなど)を用いてなるべく曲がらないようにする

ステアリングポスト

組立説明書 の項目27のステアリングワイパーの取り付けを説明書通りに行うとステアリングポスト(説明書のMB2のビス)の取付部の樹脂パーツの穴がユルユルになり、バスタブシャーシごと交換する羽目になる。これはバスタブシャーシをオプションの強化樹脂パーツに交換してもあまり効果が無い。これは以下の写真のようにシャーシの下部から25mmのビスを貫通させて、ナットで止めるようにすると解決する。なお写真ではオプションの アルミステアリングワイパー を用いている。

カーボンダンパーステーが砕ける・外れる

以下の写真のようにダンパーステーを取り付けるギアボックスの穴をドリルで貫通させダンパーステー裏側からビスを貫通させる。その上でカーボンダンパーステーを2枚重ねで用いる。

ターンバックル・ダンパーが外れる

写真のようにナットでターンバックルやダンパーをナットで止める。ダンパーを取り付けるビスはサスアームの取り付け穴をドリルで深くしビスを貫通させる。ターンバックル自体は例えばタミヤのハードタイプなど丈夫なものを用いる。ターンバックルのアジャスターエンドはナットで止められるように オープンタイプ5mm強化アジャスター をピロボールナットと一緒に用いるか、 uxcell M3 3.0xL20mm ロッドエンド  などを用いる。
 

 ギアボックスジョイントやユニバーサルシャフトのピンが外れる

写真のようにピンを止めるリングを熱収縮チューブで覆う。ホイールアクスルを OP.1623 Mシャーシ リング固定式ホイールアクスル  に交換する

ウイングがすぐに壊れる

京商ジャベリン用ウイング(以下写真)など壊れにくいウイングに穴を開けて(純正の)ウイングステーに取り付ける

ダンパー下部のロッドエンドがすぐに外れる

ロッドエンドを丈夫な樹脂パーツに置き換える。例えば

タミヤのバギー用ダイヤフラム式アルミダンパーのオイルシールがすぐに破れる

キット標準の青いオイルシールは窪みが小さすぎエア室の容量が小さすぎる。そこでより深い窪みを持つ以下写真のスーパーショット用オイルシール(黒)を用いる。また、ダンパー上部の樹脂製のオイルキャップに穴を開けて 大気開放型ダンパー にしたほうがオイルの漏れが少なくなる気がする(シリンダー内側からオイルが押し出されないため)



2024/02/21

そもそもTT-02Bを買うべきなのか?

 1/10 電動ラジコンバギーの中でそもそもTT-02Bを買うのがいいのかという話ですが、結論としてお勧めしないけど自分が遊ぶ分には満足しているということになります。

二駆と四駆

タイヤが4つあるとして、そのうち 2つのタイヤが駆動しているのが二駆で4つなのが四駆です。どっちがいいかというのは人によって意見が分かれますが、普段走らせる路面が荒れている(近所の河原と御殿場の日光無線サーキット)ので、自分は四駆バギーが合っています。どっちが合っているかは人によります。
 

路面

どういう路面に合わせて設計されるかで車体の構造がかなり変わります。荒れた路面(石が転がっているとか凹凸が激しいなど)ではギャップ走破性を高めるために車高を上げる必要があります。一方、車高が高いとグリップする路面で高速で曲がると横転(ハイサイド)します。また、大きなジャンプがあるときには車高が高いか、または少ないストロークで衝撃を吸収するためにショックアブソーバーが高性能でないと着地したときに底打ちします。また、土路面ではデフギアにLSD効果が無いと片輪が浮いたときにそっちが空転して駆動力が抜けます( 二駆でこうなるとその瞬間の駆動力はほぼゼロになる)。一概にバギーといっても想定している路面が異なるので、どういうところで走らせたいかによって選ぶ車種は変わります。

カーペットコース

つくばラジコンパーク神奈川レジャーランド厚木のようにカーペットなどグリップする路面でそれなりに大きいジャンプがあるコースです。最近のハイエンド(競技用)バギーはこういう路面を主なターゲットとして設計されています。タミヤのスパイクタイヤはカーペットで氷のように滑ります。昔の電動ラジコンバギーは以下の屋外土路面サーキットを念頭に設計されていましたが、最近は競技がカーペットコースに変わったので、そのハイグリップ路面に対応してハイエンド(競技用)バギーの車高は昔よりだいぶ低くなっています。また低い車高でジャンプをこなすためにエアレーションダンパーが必須です。

フラットダート

あまり整地されていない土路面でジャンプが無い路面で、公園などです。河原と砂地は除きます。こういう路面だとほぼ何でもそれなりに走れます(走れなければバギーではない)。それなりに速く走ろうとするとデフギアやタイヤを路面に合わせないとストレスが溜まります(曲がらないかスピンする)。キット標準のTT-02Bがある程度快適に走れるのはここだけ…

屋外土路面サーキット

有料の屋外オフロードサーキット(ジャンプあり)です。つくばラジコンパークの屋外コース、スカイホビー加須サーキット船橋ダートフィールドタミヤサーキット、日光無線サーキット等々。TT-02Bなどタミヤの廉価バギーではタミヤサーキットを除いてショックアブソーバーやダンパーステーが貧弱で上記のサーキットのジャンプをこなせません(底打ちする)。またハイエンドバギーをその標準的な車高で走らせると路面のギャップに引っかかります。

河原、砂地、泥沼

1/10電動バギーを普通に設定しても走るようにならないが、スタジアムブリッツァーフロントタイヤを四駆バギーのすべてのホイールに履かせれば結構走れるようになる。

フラットダートならTT-02Bはちゃんと走るのか…

ニッカドバッテリーとキット標準のマブチRS-540SHモーターなら走ります。しかし、バッテリーをリポバッテリーにするとかモーターをもっと回るモーターにすると車体の耐久性などの限界を超えて壊れたり、コーナリングがうまくいかなくなります(回りきれないとかスピンする)。

このブログの主旨

タミヤブラシレスモーター10.5Tまたはジーフォースブラシレスモーター10.5Tリボバッテリーの組み合わせで、屋外土路面サーキットをジャンプ台も含めて快走できるようにTT-02Bのご機嫌をどうやってとるかという話題を提供します。そんなんだったら最初からちゃんと走るラジコンキット買えという話はあって、多くの人はある程度慣れるとTT-02Bから卒業する人が多いようです…

TT-02Bを頑丈にする

 前書き TT-02Bをジャンプ台があるサーキットで走行させているとすぐに壊れますが、それぞれの壊れやすい箇所への対処法をまとめます。これらの対策により、走行会などで途中で走行不能になることがまず無くなります。   前の記事 に書いたようにジャンプ台あり土路面サーキットを想定し...